いま、なぜペレットなのか?

すこし調べてみました。

新潟県内で一年間に灯油の購入に掛る金額は一般家庭分だけで約621億円。

日本国内では年間約3兆円が灯油の購入に使われています。

(平成18年度灯油消費実態調査報告書 oil-info.ieej.or.jp/documents/data/20080326_1.pdf‎ )

この金額はそれぞれの地域から持ち出されるものであり、地域経済への貢献は見込めません。

仮にこの金額の10%でもペレットなどの地産エネルギーに移行できれば、林業を始めとした地域内産業への貢献は多大なものとなり、雇用の増大やエネルギー保障、環境保全などに大きな安心を生み出します。

現在、国内で一年間に生産されるペレットは全部併せて十万トン弱。海外では一施設で数十万トンを生産する工場がゴロゴロあります。そしてこの情況は、かつて日本国内でも産出していた石油資源を思い出させます。(かつて新潟県は全国有数の産油県でした)

ペレットを第二の国産石油としないためにも、ペレット燃料の利用促進が急がれます。

エネルギーを自給する暮らしはペレットストーブから始まります。