最近もどかしい事

私たちの会社がある新潟県は、ここ10年間で2度の大きな震災に遭遇しました。

新潟県としても「新潟県地域防災計画」を策定して対策強化に努めています。

そのなかでも、災害応急対策として「トイレ対策計画」が明記されたことは、震災から学んだ大きな成果だと思います。計画は単なるトイレ権の確保にとどまらず、より一歩進ませた快適な利用の確保が明記されていて、市町村は、避難所の運営が長期に渡る場合、避難所の状況に応じて、トイレ利用の快適性向上のため、自己処理トイレを設置する。」とされています。これは行政も災害時における自己処理型トイレの有用性を認め、今後導入を進めていく方向であるということです。

幸いにして今のところ新潟県内では長期に及ぶような避難所はありませんが、平時の今こそ災害に備えるべきだと思います。当社が扱っている各種バイオトイレは、文字通り「トイレ利用の快適性向上のため、自己処理トイレ」そのものです。平常時は循環型社会を学ぶための教材として、また、災害時にはライフラインのダメージに影響されないトイレとして自己処理型トイレを積極的に導入して欲しいと思います。